セキュリティカメラは、公共空間における安心・安全確保を目的に、他分野に先駆け、広く普及してきました。パナソニックにおいても、道路や交通の要衝など、すでに多くのカメラやシステムをご活用いただいております。公共空間において、求められるのは確実、かつ高解像度での撮影です。
ここではパナソニックが誇るセキュリティカメラとソリューションを、街中のシーン毎にご提案します。
ズーム揺れ補正機能により高倍率ズームでも揺れの影響を軽減
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監視カメラ WV-X6531NJ / WV-X6511NJ屋外に設置されたセキュリティカメラは、風雨にさらされる過酷な状況下にあることが普通。機器の防水・防塵性とともに求められているのが、厳しい環境下でもクリアな撮影ができること。それを可能にしたのが、屋外用ハウジング一体型PTZカメラです。 セキュリティカメラでの撮影において、とりわけ厄介なのが風によるカメラ自体の揺れ。揺れはズーム機能使用でより顕著になり、せっかく撮影していても、後に映像を検証したら「使えない」ものになってしまうことも。しかし、この屋外用ハウジング一体型PTZカメラは、光学40倍のズームレンズを搭載していながら「ズーム揺れ補正機能」により、風や振動による揺れの影響を大幅に軽減。また、透明なカバーの表面部には特殊コーティングを採用し、水滴が付着しにくく、雨にも強い仕様になっています。 加えて、カラーナイトビジョン機能で、照度の低い夜間でもしっかりとカラーで鮮明な撮影も可能。これにより、例えば「雨風の強い夜間」という、セキュリティカメラにとって厳しい状況でも、確実な撮影・記録が可能です。
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1台で4方向×4K解像度の監視を実現
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マルチセンサーカメラ WV-S8530N / WV-X8570N (屋外対応)これまで、広範囲を撮影する場合には課題がありました。広い範囲を高い解像度で撮影したい場合、カメラ台数を増やす必要があり、機器や施工面でコストがかかっていました。しかしコストを優先すると、撮影したい範囲を少ないカメラ台数でカバーすることになり、結果、解像度が犠牲になり鮮明に撮影することができなくなっていました。 このマルチセンサーカメラは、カメラ1台の中に4つの4Kカメラが格納され、1台で4方向を、しかもそれぞれ4Kの高画質で撮影できるようになっています。例えばマルチセンサーカメラを交差点近くのビルに1台設置すれば、正面、左、右、真下といった4方向を、それぞれ4K解像度で撮影することが可能ですので、カメラ1台で広範囲を高解像度で、死角が少ない監視が実現できるのです。 交差点以外でも、広い範囲を少ないカメラで鮮明に撮影したいというご要望は多く、大型商業施設などの平面駐車場やスタジアムなどでもご活用いただけます。 さらにH.265スマートコーディングにより、4K画像を高圧縮。データ量を抑え、記録・通信コストを削減し、運用面でも貢献します。
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大容量の監視カメラ映像も、高速無線転送でダウンロード
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ネットワークカメラ用60GHz通信BOXセキュリティカメラを屋外で電柱や店舗の軒先などの高所に設置する際、録画データの保存はカメラ本体のSDメモリーカードや外付けメモリーなどが利用されていますが、いざ、事件や事故があった時、録画データを取り出すには、SDメモリーカードの脱着作業が大変であったり、録画データをダウンロードする場合でも時間がかかって大変というお声があります。 そんなお困りごとの解決に最適なのが、60GHz通信BOX です。 60GHzという周波数帯は、データ伝送に使える周波数帯域が広く、電波の干渉が少ないため、通信速度を大幅に上げることができます。 その速度は有線接続の10倍、Wi-Fiの30倍で、かつデータは暗号化されています。 60GHz通信BOXは、地上から短時間で安全に録画データを取り出すことができます。
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ディープラーニング技術で画像から行動や特定形状を物を検知
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行動分析技術最近のセキュリティカメラでは、きれいに撮影できるのは普通のことになってきています。パナソニックではさらに、そのきれいに撮影された画像の中から、必要な情報を取り出して活用するという画像解析技術の開発も進めています。 例えば駅のプラットホームや空港など、不特定多数の人が往来する場所では、ディープラーニング技術による画像解析によって、「ふらつき歩行」や「寝ころび」、不審者による異常行動などの早期発見を実現。ベビーカーなど特定の形状物を検知することも可能となります。 パナソニックでは、この画像解析技術を活用した、様々なお困りごとへのお役立ちが可能です。 |